約 3,127,909 件
https://w.atwiki.jp/untiku/pages/17.html
アニメのうんちく ジャムおじさんとバタコの関係 オッス!オラ悟空! Mr.サタンの本名 ジャムおじさんとバタコの関係 非常に家族に近い関係ではあるが無関係。 同居しているが血縁ではない。近くて遠い二人の距離。 オッス!オラ悟空! 作中で悟空は一度も「オッス!オラ悟空!」と言った事はない。 Mr.サタンの本名 本名は「マーク」 (「マンガDRAGON BALLの真実」より)
https://w.atwiki.jp/untiku/pages/18.html
動物のうんちく コアラの握力 キリンの睡眠時間 パンダの肌の色 猫舌 コアラの握力 1000キロや1トンなどのうわさもあるがデマ。実際にはいいとこ50キロ。 キリンの睡眠時間 キリンの1日の睡眠時間は20分。 パンダの肌の色 パンダの毛を剃った肌の色は普通に肌色。ピンクっぽい肌色。 猫舌 人間以外の動物は熱いものを口にしたがらない。基本的に動物は猫舌。
https://w.atwiki.jp/o-rod/pages/92.html
ラーメン(最後のラーメン屋、涙のラーメン)はナノク設定資料を利用するために用意された創作のプロットである。以下に概要を示す。 ** 下町に一人のラーメン屋を営む男がいた。二十代の頃に軽い気持ちでラーメンを始めたが客はほとんど来ず、やる気も無いので味も悪かった。ある日時計を食べさせてくれという男がやってきて、店に置いてある置き時計をむさぼり食らう。奇妙に思ったが一晩だけ泊めてやり、時計の男は礼を言って店を去る。その日から店に変化が起こり、少しづつ客が増え始める。やがて近くの雀荘から流れてくる食品工場の常連ができ、店のあまりのラーメンのまずさに今度同僚を大勢つれてくるという。初めは自暴自棄になっていた主人だが、そのうちにたぬきその他の動物たちも遊びにきてラーメンのつくりかたを指南する状況となり、少しばかりラーメンに興味がでて、店はわずかながら繁盛するようになった。しかし、男の不機嫌はなおらなかった。 男がラーメン屋をやっていたのには理由があった、十代の頃にお世話になった兄貴格の男が始めた店だったからだ。行方不明になってしまった兄貴格が帰ってくるかもしれない、と思い、男はまずいながらもラーメン屋を続けていた。店はあけておきたかったのだが、ラーメン自体はどうでもよかった。(とはいえ、生活に困窮する程客が来なかったので、困ってはいたが) やがて店は大繁盛する。夜中にやっていて、夜の商売が終わって空いている店で、味も独特である種の依存性のようなものがあった。男のラーメンを食べる客はくちぐちにその味やその味のゆくえについて勝手な事を言った。男はとりあわなかった。食品工場の常連たちは余った食材をもってきて、たぬきやその他の動物たちも協力をして。その地域にはこのラーメンあり、というまでに店は有名になった。 ここまでくると男の好奇心にも火がつきはじめ、食品工場の常連たち、たぬきやその他の動物たちがいう「ほんたうの味」というものがどういうものなのか、寝食を削ってまで研究にはげむようになった。 店は全盛期を迎える、男には妻がいて店は二人できりもりしていたが、人手が足りないので人を雇おうということになる。しかし妻は反対をして、二人の方が気軽だといい、男もそれを受け入れて忙しいながらも二人で商売をつづける。しかしそれがもとで妻は過労で倒れ、病院に運ばれる。病院で妻が胃ガンで、余命三ヶ月だと男は知る。消沈する男だったが、食品工場の常連たちやたぬきやその他の動物たちのいう「ほんたうの味」にはガンを治す効果がある、という話しを信じて、看病のかたわら、ラーメン作りに没頭する。 男と妻は幼なじみだった。男はいい加減に生きてきて、妻はそれをいやいやながら見守ってつれそっていた。男がふとしたことがきっかけでラーメン屋をはじめて、妻ははじめ文句ばかりだったが、そのたびに喧嘩をした。ラーメンの研究に没頭するようになってからはそこまでやる必要は無い、といって文句をいったが、男は半ば無視をしてラーメンを作り続けた。妻へのいろいろなしわよせが頭をよぎりながらも、男はついに納得のいくラーメンを完成させた。しかし時すでに遅く、ガンの進行により妻はこの世を去ってしまう。 店を臨時休業し、茫然自失となった男の頭によぎるのは妻との思い出や生活だった。しかし、今度はそれが男の心へ重い足かせとなっていく。あらゆる美しい思い出やそれを想起させるものが、男にとって茨のような苦痛を感じさせるようになった。楽しかった思い出や大好きだったジャズ、あらゆるものが彼の心の穴をふさごうとする。息ぐるしくなってのたうちまわるところで、たぬきたちは「ほんたうの味」を作り出すことのできた男の腕を褒めたたえ上げるのだった。二人で立っていた厨房にも立つ事がかなわなくなった男はラーメン屋をやめることを決心する。「本当だか嘘だか何だか知らねえが、もう俺にはラーメンは無理だ」 転機のきざしは見え始めていた。反省したたぬきたち、依然あまった食材を届けにくる食品工場の常連たちが男の様子を見にやって来る、初めは来れば塩をかけて追い払っていたが、他の近所の常連たちも置き手紙をするようになっていた。男は夢の中でスープの大海にいた。かつて客たちがいっていた、ラーメンの方向性についても耳をかたむけた。夢の中で男は鍋に火をいれ、製麺機のスイッチをいれ、スープを作り始めた。が、そこまでだった。何夜か経ったあと、男のもとに時計を喰って帰った男がどす黒い腕をしてやってくる。男は時計の男が兄貴格の知人で、困った時にここに来るように、と言われていた事を知る。男は時計の男から兄貴格が書いたとする手紙を渡され、時計の男は手に職をつけるためにラーメンの作り方を教えて欲しい、と懇願する。男はラーメンの作り方を時計の男にていねいに教えながら、再起を決意した。 開店の噂を聞きつけた常連たちはどこからともなく集まり、開店の日にはかつてのように長蛇の列ができていた。 男が再度厨房にたつことは叶わなかった。時計の男は見ようみまねでラーメンらしいものができるものの、常連たちの納得するような味ではなかった。男は頭をかかえ、時計の男は泣いていた。やがて客たちのめいめい自分勝手な言葉が、ラーメンの味を変えていった。男はそれらの言葉をていねいに書き取って、ついにレシピは完成した。そこの頃には時計の男はいなくなっていた。 レシピは完成し、学生や主婦、同業者、あらゆる人に男はそのレシピを教えた。今では誰でもそのレシピを作ることができるような「あたりまえの味」になる。男のラーメンが「ありきたりの味」や「なつかしい味」になったころ、長年の重労働によって男の体には限界がきており、店はついに閉店する。 男がラーメンをつくることはもうないだろう。しかし沢山の同じラーメンを作る人が今ではいた。男はラーメンがことさら好きというわけではなかった。ラーメンについて聞くと「ラーメンは食べない、体に悪いって、医者に止められてるんでね」と男は答えた。 *** このプロットについて この話しは半ば都市伝説的になっている。語る人の利害や様々な感受性によって、様々な尾ひれや憶測がつく。そのラーメン屋を食べたものはおかしな力がつくようになるとか。そのラーメンを一度食べるともう食べずにはいられなくなるとだか、時計が足りない男の他の逸話などである。(ホリゾンタルフィクションも参考のこと) このプロットはナノクプロットの第一号となっている。 *** 題材や効果など このプロットはラーメン二郎の店主と池袋大将軒の店主のエピソードが下敷きになっている。時計の男、兄貴、「ほんとうの味」はマクガフィンであり、所々出てくる現実にはありえないと思われる事態や事象は、妄想や仮想現実などではなく、ナノテクノロジーを下敷きとした現実である。プロットは現実のエピソードが下敷きとなっているが、それらを忠実に再現するものではない事は、断り書きをいれたほうが良いかもしれない。 ナノテクノロジーやマクガフィンの扱いは制作者の判断にゆだねられるが、このプロットで重要となるのは、ガンに打ち勝つ事のできなかったテクノロジーに対する無力感である。同じような無力感は諸星大二郎の中編「無面目」に出てくる、混沌として天地開闢いらいの英知を持っていた神だった男は、顔を持ったがために記憶を失い、暴虐の限りを尽くした後麗華という妻を手に入れる。魂魄の飛び散る様の分かる混沌ではあるが、飛び散る魂魄をどうすることもできない。歳もとらず死にも遠い混沌は麗華の死を受け入れることができずにこの世から消滅する。 技術は万能ではない、しかし、うまいラーメンを作ることはできる。もう一つこのプロットで焦点となるのは化学調味料の扱いである。ナノク風の店主もいれば、エスノ風の店主もいるだろうし、大地の声に耳をかたむける店主もいるかもしれない。しかし、妻の死は揺るぎのない事実としてプロット中にあって、そこを変えてしまうとプロットの意義は薄れる。 もう一つの切り口は、ラーメンという食べ物の持つ文化的な背景である。ラーメンは中華料理のコンテキストから派生したものであるものの、だしとめんからなるそばうどんのフォーマットによって成り立っている。ここに肉食という旧体制の禁忌が複雑に麺とスープにからみついている。伝統料理が文化相対主義によって一旦横並びにディコンストラクションされた様は、麗華の魂魄のようである。ラーメンは一旦等価になってしまったものの味を、懐古趣味的でなく、未来を見ながら再構築しようとする。ゆえにナノクのプロットとなっている。 似たような例としては、メルヴィル「白鯨」及び父と子の感動巨編「チョコレート・カスタマイズ」を参考のこと。 「ほんたうの味」およびたぬきの登場は宮沢賢治、セロ弾きのゴーシュのオマージュとなっている。このプロットはゴーシュ宮沢のその後というとらえかたもできるだろう。 http //www.sthills.co.jp/jiro.htm http //www.jinzai-bank.net/careerlab/info.cfm/tm/085/ ナノクプロット トップページ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
https://w.atwiki.jp/imagine-breaker/pages/8.html
千才脳力―センザイノウリョク― あなたたちは、[ 才能 ]という言葉を聞いてど う思うだろうか。人それぞれだ。とか、開花 しなかった。とか。いろいろあるだろう。 結局、なんなんだろうね? 序章 「おい、飯喰いにいかないかー?」 そういうのは、俺の幼稚園来の親友である正樹だ。 ついさっき4時限目の終了チャイムが鳴った。授業はまだ終わっていない。 「腹減ったのはわかるけどさぁ、もうちっと待てないのか?」 「俺の生活リズムは知っている筈だぞ。俺は朝飯を採らない。」 どこか自慢気である。 「そんなの威張って言うもんじゃないぞ。」 そりゃそうだと、おおげさな大声で笑う。そして、 「お前ら、うるさいぞ。」 低血圧な声の持ち主。この人は俺らの担任、 洋子先生である。(とてつもなくグラマーである)ちなみに今は英語の授業だった。 「ノープロブレム。ご心配には及びませんぜ」 正樹が言う。心配なのはお前の頭だろうが。と洋子先生の抑揚の無い声が響く。 ――俺はまだ、気づかない。 1章 学校の日程が終わり、家路に着いた。正樹が開口一番こう告げる。 「お前さ、[ 才能 ]あると思うか?」 いつもよりかはまともな顔で、俺に聞く。 「[ 才能 ]か。あったら楽だよなぁ・・・」 俺の素直な感情である。才能があれば楽に暮らせるからだ。 野球の才能があれば、プロで活躍して、多大な年俸を貰えるし、 ギターの才能があれば、歌手として生きていける。 でも、その才能に気づけないのが大半を占めている。 誰彼構わず才能の開花が進めば、 この世にニートという名の職業難民はいなくなるからだ。 「俺の[才能]って、なんなんだろう・・」 「それを探すのもまた[才能]さ。」 じゃああんまり意味無いなとか、何気ない会話を進めていると ――目の前に黒猫が現れた。 「なんだ?野良猫かね?」 興味津々と近づく俺。呆れて見守る正樹。 これもまた『いつもの日常』だった。猫を撫でる俺。 首輪に手が行く。 ・・・? 「・・・なぁ、正樹。」 ん?と小さなクエスチョンマーク。 「これ・・・なんだかわかるか?」 俺の手の中には、小さめの電子チップが。小指の先ほどの大きさである。 「わからないなぁ・・・。俺、機械に疎いし。」 正樹は言う。確かにコイツはパソコンすらろくにいじれない。 今時珍しい機械音痴という奴だ。 「俺はパスだ。全くわからん。」 正樹の言い分。 「じゃあ俺が調べてみる。わかったら教えるよ。」 「期待はしないで待ってるよ」 呆れたように言う正樹。また学校でと短い挨拶。 俺の心が速く調べろと急かす。 宿題もほっぽりだし、俺は早速解析作業に移る。 パソコン系知識なら、普通の人くらいはある俺。 チップに記載されてある識別番号のようなものを検索窓に書き込んで、エンターキーを押す。 ・・・1件のヒットだ。さっそくそのホームページを開く。 「・・・あれ?」 おかしい。何もでない。更新キーを何度も叩くが、 何も出ない。それ以上詮索するのが、怖くなってきて、 俺はパソコンを閉じた。 「っていうことになったんだよ。」 必死に通学路で熱弁する俺に。正樹は 「ほらな。期待はしないって言ったじゃん」 上機嫌にそう言う。悔しい。非常に悔しい。 やりきれない。挽回する手は無いか。と詮索していると 「昨日は言わなかったけど、俺もそれ見つけたんだよなぁ。」 衝撃の新事実。 「なんでそれを早く言わないんだよ!」 「賞味期限を確かめる主婦のような目でこっちを見るな。 ・・・正確に言うと、お前と別れた後に見つけた。」 話を聞いていると、正樹は自分の家の鍵を閉じこんでしまい、 中に入れなくなった。それで、窓から入ろうとしたら、 外に置いてあるバケツの中に入っていたのを見た。 ――そういう事らしい。 「家に入れないことで焦ってたのが、運命の分かれ道だったな。」 うはははは。とバカみたいな大声で笑う正樹を無視し、 マジマジと見つめる。そこにはやはり何かの数字が。 昨日俺が拾った物と比べてみる と、最後から2番目の数が2つほどずれていた。 「あんまり数に違いが無い。ってことは・・・」 「・・・ってことは?」 正樹が俺の顔を覗き込んでくる。 「わからん。」 「・・・お前には失望だよ」 両手を水平にして、ヒラヒラと振る。暗に【やれやれ】と言っているのだ。 なんだとこの野郎!と右腕を高々と上げて俺が走る。正樹も走る。 ・・・今日は、変わらない。 2章 「初めまして。上町翔太です。よろしくお願いし ます。」 女子の黄色い歓声。男子の暖かい声と、そうでない 声。・・・多様な人間模様だ。 今は教室で、朝のHR中である。今日になって、 いきなり転入してきた少年。 上町翔太。悔しいが、イケメン君だった。1時限目前 の休み時間。翔太の席は俺の隣になったために、色々 な事を聞かれた。学校の間取りや、授業方針について。 部活等のクラブ活動にも興味があるようで、 「・・・どんなクラブがあるかな?」 といった質問も。今学校にあるクラブを全部教えてやった。 「・・・ふむ。僕の行っていた学校に無いものが沢山 あるね。興味深いな。」 「へぇ、バレーとか、結構メジャーなスポーツが無いけ ど、小さい学校だったの?」 言ってから気づいたけど、こういう質問って失礼だな。 申し訳ない気持ちで一杯です。という時に、 「・・・小さくはなかったけど」 一呼吸置いて、 「――特殊だった。」 「特・・・?」 予想外の言葉に、俺の脳は悲鳴をあげた。 「・・・人の持つはずのない、特殊な能力を養成する学校だった のさ。僕はあんまり、[ 才能 ]が無かったから・・・」 ここでも才能という言葉が出た。みんな才能才能って・・・ 「具体的には、どういうことをやってたの?」 しばらく考え込んだ後に、重たそうに口を開いた。 「超能力。」 ・・・は? 「超能力って言ったのさ!でもさ、そういうのって素敵だよね! 俺だって、もっとその開発を続けていたかったさ。でも、駄目なんだ・・・」 今、口調が、空気が、ひどく変わった気がした。 僕がいきなり俺になると、こうも違う雰囲気を生むのか。 「…ふうん。じゃあさ、特殊な訓練とかはしたの?」 「特殊な事といえば・・・そうだね、頭にチップを埋め込む。それだけかな。」 今、翔太はサラリと人権を無視した発言をした気がする。頭に、[チップ]。 俺の頭の中でカチリと歯車のはまる音がした。 「どんなチップか、見せてくれる?」 「・・・うーん。普段は持ち歩かないからなぁ・・・ 明日持ってくるよ。」 授業開始の鈴が鳴る。 **** 「って言ってた。」 「ふーん。チップかぁ・・・」 昨日見つけたチップ。今日来た転校生。その可能性について、正樹に話した。 「俺にはよくわかんねーなぁ」 正樹はさほど考えた様子もなく、即答した。 「お前ちゃんと聞いてたかよ?」 「悪い。正直言うと3割くらいしか聞いてなかった。」 さも当然。というような憮然とした態度で言われる。 こうも堂々と言われると反論する気力もなくなる。 「だから、あのチップは翔太の通ってた高校のかもしれないんだって。」 ふーん。炭酸が抜けてしまったような声を出す正樹。 「仕方ない。とりあえずその正樹のチップ、俺に預けてくれ。」 「構わないぞ。」 鞄に手をつっこみ、荒々しい動作で探す。 「・・・っと。あったあった。ほい」 手渡ししてくる。こういうとこだけ律儀である。 「これ、今日調べてみるかな。」 「やめとけやめとけ。二の舞になると思うぞ。」 ********* その言葉を無視し、今、パソコンの前で、数値を入力している俺。 どうせ、また一件のヒットが出るんだろう。エンターを押す。 ヒット数は、[2件]。 「え?」 上のは、俺の入力した数字だけが。 下のは、それ以外にも気が遠くなるような数字の羅列が。 俺の手は、自然と2件目に動く。ここまできたらやめらんねぇ。 「・・・クリック!」 周りの音が消えた気がした。 ・・・気がしただけだった。 はぁ、とため息を着き、再度画面の確認。 するとそこには驚きの現象が。皆さんはブラクラというものをしっているだろうか? パソコンの意図に反し、勝手にページを増設していく迷惑機能(ウィルス)だ。 今まさに、そのような状態である。 ページは一つだが、隣のスクロールバーが物凄い速度で下降し、webページはというと、 下から上へ、こちらも異常な速度で数字が駆け巡っている。 しかし・・・ 「なんだこれ、目で追えるぞ・・・?」 とてつもなく速い。速いけど、見える。そして確実に俺の脳に叩き込まれ・・・刷り込まれていく。 頭が割れそうになる。が、ここで目を離したら、何かを取り逃がしてしまうような錯覚を覚えた。 「うわあァぁぁアぁぁあァあ!」 ブツン。と、視界のブラックアウト。目を開けている感じはするのに、何も見えない。 「・・・なんだ?何が、どうなった?」 ――こんにちわ。君は14人目の適合者だ。 何を言っているんだこの声の主は。俺をここから出してくれ。 ――それはできない。何故ならここは、俗に言う[心理世界]という物だからだ。 そんなRPGみたいな仮想設定があってたまるか。早くここから出せ。 ――仕方ない。君のような聞き分けのない者には、少々手荒な手段にでる事にする。 セリフをいい終わり、しばしの沈黙。 そして、いきなりやってくる目の前の光。 あまりに眩しい、その正体は・・・ **** 「うわぁ!」 目が覚めた時、俺は机で突っ伏しながら、マウスを握り締めていた。 パソコン画面は、チカチカと明滅を繰り返している。 一応履歴は調べてみるが・・・おかしい。何も痕跡が残っていない。 俺の寝ぼけた頭は、ついさっきの出来事を、[夢]という事に改ざんした。 「・・・妙にリアルだったなぁ。」 制服を手に取り、今日の授業なんだっけと、限られた思考領域を埋め尽くしていく。 夢という物は、とても儚い。 俺は、昨日の夜から養分の行っていない肝臓にエネルギーの貯蓄をするべく、台所に向かった。 目玉焼きと、ベーコンと、食パン。いつも通りのパン食メニュー。 前述していないが、俺はパン派である。・・・関係ないか。 とても速い速度で食べ終える。ものの5分とかからない食事時間。 準備してる時間の方が長いかもしれないなぁ・・・。 「行ってきまーす。」 バタン。と扉を閉める音。 「・・・やべ。」 バタン。扉を開ける音。 俺の脚はパソコンに向かう。 そして、キーボードの周りを確認するが・・・ ――無い。 昨日の出来事の発端である、正樹から借りたチップが。 俺の心臓は、高速で胸を叩く。 借りた物を紛失したからではない(それも焦るべき事だが)。 昨日の[夢]が、[夢]で済ませられる事じゃなくなったからだ。 ・・・どうする、どうする!! ピンポーン。間延びした機会音が響き渡る。 ――まさか・・・。 「おーい。俺だ。正樹だ。」 ・・・正樹のようだ。ここは正直に話すべきであろう。 その後俺は、借りたチップをなくした事を詫びて、その後に、[夢]の出来事について話した。 どうせ正樹のことだから、鼻を鳴らして笑うだろう。そう、思っていた。 「・・・そだろ。」 目を見開いたまま、呟いた。 ――人間とは、神様のきまぐれに作られた、ただのオモチャであるらしい。 第3章 「なぁ、翔太。」 「・・・ん?」 やはりテンションが低い。朝だから、というわけではなく、コイツの特性なんだろう。 「・・・その・・・」 「・・・なんだよ。気になるだろ。早く言えよ。」 間が空く。 「――この学校には、慣れたか?」 俺のバカ。アホ。臆病者。 翔太は面食らったような表情を作り、 「あ、あぁ、慣れてきたよ。隣が話しやすいからかな。」 ははは。と、短いやり取りをする。しかし、会話が弾まない。 「「なぁ」」 やってはいけない気まずい状況BEST3に陥った。 「翔太の方が0,3秒速かった。お先にどうぞ」 いつ計ったんだよ。と言いたげな、不服を訴える目でコチラを見ている。 「――本当に聞きたいことは何だ?」 やっぱりばれたか。騙すつもりは無かったけど、直に言うのも酷な質問なんだ。 「・・・気にするな。喋ってくれ。」 俺はコクリと頷き、口を開ける。 「頭にチップ。・・・って言ったよな?」 「・・・あぁ。」 短い反応。俺は構わず話を続ける。 「そのチップは、どうやって頭に入れた?」 単刀直入すぎたかもしれないけど、ここまで来たら引き返せない。 正直に答えてくれ。翔太。 「・・・チップ自体を入れるわけじゃあない。」 「具体的にはどうするんだって聞いてるんだ。」 しょうがないなと言わんばかりに、ダルそうな感じで、 「刷り込む。」 は? 近頃、俺は驚く事が多い。いきなり非日常に足を踏み入れたようで。 「チップの情報を頭の、正確には思考回路に結び付けるんだ。」 ヤバイ。今朝の出来事を、俺は全身全霊を以って否定している。あたりまえだ。 電子情報をヒトの頭に。そんな科学は、馬鹿げている。
https://w.atwiki.jp/ra-menn/pages/141.html
エネルギー 377 kcal たんぱく質 8.0 g 脂質 18.0 g 炭水化物 45.8 g ナトリウム 2.0 g ビタミンB1 0.33 mg ビタミンB2 0.58 mg カルシウム 200 mg
https://w.atwiki.jp/ra-menn/pages/97.html
エネルギー 349 kcal たんぱく質 7.4 g 脂質 12.2 g 炭水化物 52.3 g ナトリウム 2.0 g ビタミンB1 0.33 mg ビタミンB2 0.58 mg カルシウム 200 mg
https://w.atwiki.jp/hakushinvt/pages/214.html
カーメン・カーメン ヌビアの王 台詞 雇用時:「我々もあなたと平和共存を望んでいる。」 死亡時:「機会があればまた会おうぞ、フホハハハハハハハ!」 戦闘ボイス + 前進時 「汝らはいずれ、私の下へ跪く奴隷となるであろう!」 「ヌビアは数千年の歴史の彼方から蘇り始動する!」 「私はヌビア・コネクションの王、カーメン・カーメン!」 「ヌビアの王、カーメン・カーメンが最後の挨拶を送ろう!」 「フホホホホ……。」 + 互角、優勢、劣勢時 「汝らはいずれ、私の下へ跪く奴隷となるであろう!」 「ヌビアは数千年の歴史の彼方から蘇り始動する!」 「ヌビアの王、カーメン・カーメンが最後の挨拶を送ろう!」 「とくと見るがよい……。」 「フホホホホ……。」 「フホホホホ、フハハハハハハ!」 「私の足に接吻するのだ……。」 「クズはクズらしい死に方をするもの……。」 「私に触れて生きおおせた者はいない……。」 「ぬかるな……!」 「お前たちに、既に未来はない……。」 汎用タイプ ステータス(個人・部隊スキル込み) 本編 レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 35 大アトゥーム聖艦 27000 100 152 103 152 60 84 0 15 飛行 150 0 無敵 0 風評被害族 男性 45 大アトゥーム聖艦 32000 100 182 123 182 60 94 0 15 飛行 150 0 無敵 0 風評被害族 男性 55 大アトゥーム聖艦 37000 100 212 143 212 60 104 0 15 飛行 150 0 無敵 0 風評被害族 男性 ランダムシナリオ(ひとくちランシナ) レベル クラス名 HP MP 攻撃 防御 魔力 素早さ 技術 HP回復 MP回復 移動タイプ 移動力 召喚数 ノック耐性 財政値 種族 性別 1 大アトゥーム聖艦 5000 250 50 35 50 60 50 0 15 浮遊 150 0 無敵 0 風評被害族 男性 30 大アトゥーム聖艦 12250 250 137 93 137 60 79 0 15 飛行 150 0 無敵 0 風評被害族 男性 耐性(個人・部隊スキル込み) 近接 弓矢 火 光 幻覚 混乱 長柄 銃撃 水 土 麻痺 石化 能力低下 突撃 風 雷 毒 恐慌 闇 魔力 沈黙 即死 汎用系 0 0 0 0 +5 +5 迎撃系 0 0 0 0 +5 +5 +2 衝突系 0 0 0 +5 +5 その他 0 0 +5 +5 一般ユニットより高い・低い耐性は強調表示 戦闘スキル スキル名 LS 習得LV 攻撃力 射程 属性 減速 消費MP 備考 ヌビアの光 魔力×20%(範囲横長楕円状)(貫通・5HIT) 800 光 0% 使用後行動不能(2回分)使用後同スキル使用不可(8回分)ランダムシナリオでは消費MP200 クリスタル砲 攻撃×90%(範囲線上)魔力×20%(範囲線上)(貫通2・HIT) 500 光 80% 接敵時使用不能使用後砲撃系スキル使用不能(2回)ランダムシナリオのみ使用可能 機銃掃射 攻撃×100%(120回)魔力×20%(120回) 500 銃撃 50% 使用後行動不能(2回分)使用後同スキル使用不可(8回分)ノックバック(歩兵にも少し効く) 破壊宣告 攻撃×100%(30回)(範囲極大)(風)魔力×20%(30回)(範囲極大)(風)攻撃×100%(360回)(範囲大)(属性ランダム 風67%火33%)魔力×20%(360回)(範囲大)(属性ランダム 風67%火33%) 200~800 風 火 0% 放物線軌道ノックバック(歩兵にも効く)使用後行動不能(2回分)使用後同スキル使用不可(8回分)ランダムシナリオでは必殺技化(3回) 整列"掟の鬼" 最大限(移動力アップ) 自分のみ 移動力アップ 100% 移動力アップ 部隊スキル スキル名 習得LV 効果 備考 部隊長運用 ランダムシナリオ限定 素早さ+50 部隊長運用(LS) ランダムシナリオ限定 素早さ-50 部下のみ効果あり 個人スキル スキル名 習得LV 効果 なし 雇用 雇用可能兵科 893天狗 フレア・ウィッチッパ アース・ウィッチッパ クラウド・ウィッチッパ アリガト・ナース クリスタルゴ型機動ロボ スキTIT ハクシン・レッドライン メタボンバーダ 旗揚げ時勢力名 ヌビア・コネクション 雇用費 ランダムシナリオ 15000 ひとくちランシナ 15000 考察 操作や運用方法 敵対時の対策などの解説 キャラ解説 ゲーム内の設定 元ネタ ちなみに、彼の宿敵であるJ9一行(ブライガー)は本作に登場しないものの、 SKIZ兄貴(イベントテキスト内CO)曰く「ほのぼの神社勢の専用ラスボスにしようかと思ったが、シナリオからして突拍子も無い気がしたからやめた(雑な解釈)」との事である。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hayate-tcg/pages/496.html
夏2-53 Sカード カードタイトル:三千院ナギ ジョブ:お嬢様 学生 iluus:南国少年 使用タイミング 即時 『三千院ナギ』があなたの場に3枚以上あり、『三千院ナギ』以外のカードがあなたの場にない場合、あなたのデッキから『三千院ナギ』のCキャラカードを1枚まで選んで、手札に加える。その後シャッフルする。 明日もきっと Cキャラを完全サーチなのは面白いです ただし、ナギが減ってきたせっぱつまった状況で使えないのが残念。 相手の手札が1枚のときにナギ・THE・ハンター 相手のパワーが低い時に、思索するお嬢さま などここぞというカードを持ってこれるとかっこいいかも。
https://w.atwiki.jp/puchiguru/pages/298.html
ステータス ★5 ★6 スコア Lv1 228 LvMAX 649 900 カードスキルスコアボム消去時にプレイ時間が増えるよ 発動条件 1個目 効果 1.7秒 2.5秒 スペシャルスキルセンター以外のぷちぐるをまとめて消すよ追加でボムが出現するよ クールタイム 43秒 45秒 効果範囲 LL+ LL+ 解説 カードスキル「スコアボム消去時にプレイ時間が増えるよ」 最初のスコアボムを消去した時、プレイ時間が増加する。 スコアボムを出しづらいスキルのぷちぐるであっても、 このカードのスペシャルスキルを発動することで、26ぷち以上の消去が可能なためスコアボムを調達することができる。 スペシャルスキル「センター以外のぷちぐるをまとめて消すよ 追加でボムが出現するよ」 このイチゴ、食べたいの?(梨子)のクールタイムが2秒短くなったもの。それ以外は同性能。 センターぷちぐる以外を全て消去した上で、追加でタイムボムを出現させる。 タイムボムの出現数は進化前1個、進化後2個。 外部リンク イベント&スペシャルスキル紹介(公式YouTube)
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1112.html
小屋の外から叫び声がする。ルイズたちの声だ。 小屋の窓越しに全長30メイルにも達しようとするゴーレムの姿が見えた。 「何だとッ?!」 「僕はミス・ロングビルが『杖を振る』のを確認してないぞ?」 「フーケはロングビルじゃなかったのか?」 「と、とにかく『破壊の杖』はこれです! 早く脱出しましょう!」 ミス・ロングビルはそういいながら『M72ロケットランチャー』を手に取り、外に出て行ってしまった。 「あ、ああ!」 「そうしよう!」 出て来たとたん、土のゴーレムは三人を執拗に攻撃しだす。 「ロハン!皆を連れて学院に逃げろ! こいつは俺が足止めする!」 「分かった!行くぞ!ロングビル! この状況じゃどこにフーケがいるか分からん!」 「は、はい!」 (さっき『薪に似せた杖』を投げるフリをして振った… まだ、『私がフーケである事実』はまだバレてないようね… それに『露伴』と『ブチャラティ』を引き離した! 危なかったけど計画通り!) 露伴はロングビルと共にタバサ達と合流した。 「あれすごく強いわロハン! 私の炎も、タバサの竜巻も効かないわ!」 「退却」 「ああ、そうしよう。『破壊の杖』はロングビルがGetした」 「ルイズは?」 「あ、あれ?…」 「!あそこ」 ルイズはブチャラティのすぐ後ろにいた。 つまり、ゴーレムのすぐそばである。 巨大なゴーレムの顔に小さな土煙が上がる。 どうやらルイズの魔法のようだ。 「ブチャラティ!!ルイズを頼む!」 「アリアリアリアリアリアリアリ!!!!!!」 「拙いな…!俺の『スタンド』との相性は最悪だ…」 ブチャラティはそうつぶやいた。 先程から、ゴーレムの両足を 『スティッキィ・フィンガーズ』全力で細切れにしているが、土でできた『ゴーレム』は『切断』していく端から再生していく… 「『足止め』する分にはいいんだが…」 ふと、目の端に仲間の姿が映る。 「何ッ!」 ロハンとミス・ロングビルは無事にキュルケたちに合流できたようだ。 問題は、ルイズだ。こちらに走ってくる! 杖を振りかざしながらもこちらに走ってくるのをやめないッ! 「こいつと戦うつもりなのかッ!」 間一髪。 ブチャラティはルイズとゴーレムの間にわが身を入れることができた。 「お前もロハンたちと逃げろ!」 「いやよ!こいつを倒せば、誰も私のことを『ゼロのルイズ』と呼ばないでしょ!」 「何を言っている!いまはそんな場合じゃない!」 スティッキィ・フィンガーズでゴーレムの攻撃を解体しながらしゃべったため、ブチャラティに、少しずつ、だが確実に飛石のダメージがたまっていく… 「だって、ヒック。悔しくて…私…」 「くッ…マズイ… ここはルイズだけでも逃がさなくては…」 「ブチャラティ!!ルイズを頼む!」 「こいつを受け取れ!」 露伴が何かを投げた。 「飛んで飛んで飛んで飛んで…♪」 「回って回って…♪」 「落ち~るぅぅ~~♪」 そのまま露伴が叫ぶ。 「君のそのルーンは武器を持ち、主人を守る意思を持ったときに、又は、心を振るわせたときにその真価を発揮する!」 「おそらく『スタンド』もパワーアップするはずだ!」 今度こそ露伴達は走り去ってゆく。 ブチャラティは『デルフリンガー』を拾った。 右手で握ると、『ローマで体験した精神入れ替わり直後の感覚』にいた感覚だ。 (あの時は、『スタンド』の能力がパワーアップしていた…) (こらならいけるッ!!) 後ろに隠れているルイズに左手を差し出す。 「分かった。俺一人では正攻法でこいつを倒すのは困難だ。 ルイズ。力を貸してくれ。『二人で』あのゴーレムを倒そう」 「…分かったわ!」 ルイズは、差し出されたブチャラティの手を握る。 ブチャラティのルーンが光り輝いていく… そして二人が叫ぶ。 『『スティッキィ・フィンガーズ!!』』 『『アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!!!!!』』 あれほど修復を繰り返していたゴーレムがあっという間に崩れていく… ルイズは実感していた。 (私一人では『ゼロ』だけど、「使い魔」いえ、『仲間』と一緒なら何でもできる!) (今ならそんな気がするわ!) バ―――――z______ン! 『『アりーヴェ・デルチ!!』』 あと、十歩。 そこに行けば、乗ってきた荷車に到達できる。 学院に「救援」を要請できる… 「そこに止まりなさいロハン!それにミス・ツェルプストー!」 声の先には、タバサの喉元に杖を突きつけたミス・ロングビルがいた。 不意に当身でも食らわせられたのか、タバサは気を失っているようだ。 あと、五歩。 だが、立ち止まらざるを得ない。 「まずミス・ツェルプストー。あなたは杖を捨ててもらいます」 「…あなたが『土くれのフーケ』だったのね…」 キュルケは杖を草むらに放り投げた。 「そしてロハン。あなたはこの『破壊の杖』の使用方法を教えなさい。 あなた、『宝物庫』でこの使い方を知っているような話し方をしていたでしょ?」 「僕が話すと思っているのかい?」 「ええ、『この子の命』と引き換えならね…」 「……分かった。『諦めた』。話そう」 「ロハン!…」 「いいか、よく聞け。 まず、リアカバーを引き出して、インナーチューブをスライドさせる。 照尺を立てた後、照準を合わせてトリガーを引くんだ。 最大射程距離は1000メートル。10メートル以内は信管が作動しないからな。 ついでに言っておくが、後方45度、25mにはバックブラストが行くから注意が必要だ。どうだ、簡単だろ?」 「?」 「?何言ってるの?」 ミス・ロングビル、もとい、『土くれのフーケ』は戸惑っているようだ。 「この子の命が惜しくないの?私に分かるように説明しなさい!」 「分かった。まず、そこの、そう。それがリアカバーだ。 それを引き出して…」 露伴が指で指し示しながらフーケに近づいた。 「待って!それ以上近づくんじゃあねーわよ!」 フーケの杖を持つ手に力がこもる。 「分かった。もう近づかない。 すでに一歩『射程内』にはいったからな…」 「?」 『ヘブンズ・ドアー』! 『タバサ達を攻撃することはできない』! 「う、動けない!」 突然、フーケが身動き一つできなくなる。 「もう大丈夫だ。キュルケ。こいつを縄でぐるぐる巻きにしてやれ」 気絶したタバサをお姫様抱っこしながら、露伴が言う。すでに勝利したような表情だ。 「は、はい!」 キュルケはフーケの杖を取り上げ、用意していたロープで縛り上げた。 「何したのよ!答えなさい!」 「僕が『諦めた』といったのは『ブチャラティに僕の能力を隠し通す事』だ」 「あの男、ゴーレムと戦っている最中にも周囲に気を配っている… 本当に戦闘経験豊富なやつだな…」